県地理研究大会(H30.2.26.山形南高校)

 毎年恒例の山形県の地理研究大会が、山形南高校を会場に行われました。内容は研究発表と巡検で、県内各地から多数の参加がありました。置賜地区からも5名が参加し、うち2名が研究発表を行ってきました。地理教員は学校に1人しかいないケースが多く、こうした研修は非常に貴重な機会になりました。


研究発表①

「SDGsを身近に捉える」

米沢工業高等学校定時制・髙橋英路

 研究発表の1つ目は、「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに、それを生徒に身近なものとして捉えさせる実践報告でした。

 「世界一大きな授業」や「ひとこと多い張り紙」といったインターネット上で公開されているツールを用いて、それを自校の生徒に合わせてアレンジして行ったものです。「予算がついた!」とか「何かスゴイことをやった!」というものでなく、気軽な実践の報告ですが、こういう報告をお互いにしやすい雰囲気になれば良いなぁ~と考えています。 報告メモは、以下からダウンロードできます(授業の写真は削除してあります)。

ダウンロード
SDGsを身近に捉える
「地理A」の授業で行った実践報告のメモになります。
SDGs授業メモhp.pdf
PDFファイル 174.5 KB

研究発表②

「高校地理におけるグループ学習への挑戦」

長井高等学校・金田啓珠

 2つ目の発表は、山形大学教職大学院派遣2年目となる金田先生のものになります。11月には地区地理部会としても実習先での授業を見学しましたが、授業の中にグループ学習を取り入れてきた実践の報告でした。動画なども交えてプレゼンしており、グループ学習を取り入れた当初と現在との比較も分かりやすく、グループ学習が効果的である様子が見て取れました。


巡検

 将棋むら天童タワー(天童市)

 六歌仙(東根市)

 研究発表の後は、巡検ということで、天童市の「将棋むら天童タワー」と、東根市の「六歌仙」にお邪魔しました。それぞれの施設・工場の見学と講話をお聞きしました。

 詳しくは巡検報告に掲載しました。