9月25日(水)、南陽高校を会場に、地区地理部会が開催されました。
(1)開会
(2)講話「地域活性化について(ラーメン課の活動)」
鈴木聡 氏(南陽市みらい戦略課)ラーメン課長
(3)会議
県大会の発表テーマ決定に向け、各校の現状報告
(4)閉会
山形県は、ラーメンの消費金額、人口あたりラーメン店数で全国一とのこと。さらに、南陽市は山形県平均を大きく上回るラーメン店が存在しているとか。そんな南陽市の強み(若い世代へのアンケート等でも指摘)を生かし、地域活性化を目指す「ラーメン課」の取り組みについてお話をお聞きしました。
ラーメン課は市役所職員の他、一般公募の方、連携している大学生から構成され、様々な活動をゼロから創り上げてこられたそうです。その過程では様々なハードルがあったにも関わらず、地道な努力で乗り越え、今では多くのメディアで取り上げられるほどになっています。
また、ラーメン課は単にラーメンの売り上げを伸ばすことが目的ではなく、あくまでラーメンをきっかけとした地域全体の活性化を目指しています。ラーメン課の活動でジワジワ増えてきた観光客に対し、次はどんな策を講じていくのか?ゴール設定はきわめて難しいですが、やりがいのある仕事だなぁと感じました。
★県大会の発表テーマ決めに向けた現状報告★
(主な論点)
・ICTを活用した地理的技能を磨き、生徒が主体的に学ぶ力を身につけさせることに力を入れている。
・教科の授業や総合的な学習の時間で発表活動を取り入れているが、そこに到達するまでの「調べ方」の習得に力を入れている。
・生徒が「頭の中に地図を描けるか?」「自らの考えをアウトプットできるか?」を念頭に置いた発問を心掛けている。